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老人ホームの外出・外泊は基本可能、外出時のルールや注意点を解説

2024年6月6日
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老人ホームに入ったら気軽に外出できないのでは?たまには自宅に帰りたいけれどルールはある?など、老人ホームの外出について不安や疑問を抱いている方も多いでしょう。外出できないとなれば施設への入所を考えてしまうこともあるものです。

老人ホームに入所したからといって、自由は施設内だけ、ということはありません。身体の状態や施設によってルールはありますが、基本的に外出や外泊は可能です。老人ホームの外出や外泊について、ルールや注意点を解説します。

老人ホームの外出、外泊は基本的に可能

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームの外出・外泊は基本可能

老人ホームの外出や外泊は基本的に自由です。施設に入所したら外出は禁止、外泊もできない、ということは原則ありません。ただし、施設によっては規則が設けられている場合があります。それは利用者の安全を守るためであり、外出や外泊によってトラブルに巻き込まれないためのものです。

また、スタッフの勤務時間外は自由に出入りできないなど、施設の防犯面におけるルールもあります。これらのルールを守ることは自分の安全を守ることなので、しっかり守るようにしましょう。

外出・外泊する際のルールについて

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームの外出・外泊は基本可能

老人ホームの外出や外泊についてはルールが定められています。施設によって内容はさまざまです。老人ホームの外出や外泊における主なルールを解説します。

事前申請を行う

外出や外泊をする際は、事前申請が必要です。外出・外泊先でも施設内と同じようなケアができるよう、準備が必要だからです。毎日服用している薬や血圧計、外出先でも困らないよう着替えやオムツなどの準備時間が必要であるため、事前申請をしてもらいます。

また、体調や病状によっては外出や外泊をしない方がよい場合もあります。事前申請をすれば医師に相談でき、外出してもよいかどうかの確認や外出する場合の注意点なども確認できるので、安心して外出・外泊ができるでしょう。

門限が設けられている

老人ホームでは大抵の場合、門限があります。すべての老人ホームが24時間体制で、いつでも施設内に入れるわけではありません。玄関が開いている時間は決まっていることが多く、特に深夜時間の入出はできないこともあります。このように門限が決まっているのは、利用者の安全を守るためです。

夜間の外出は危険を伴います。夜間の外出は犯罪に巻き込まれるリスクや、足元が暗く転倒や何かにぶつかるなどの可能性も高まります。明るい時間帯に帰宅してもらえばそれらのリスクを減らせるでしょう。また、夜はスタッフの数が少ないケースもあり、防犯対策のためにも玄関に鍵をかけておくことも少なくありません。

1人での外出は、目的地や心身状態によって決まる

1人での外出に対して、ルールを定めているケースもあります。目的地や心身状態によって、施設のスタッフの付き添いが必要だったり、家族などの送迎が必要だったりすることも。特に外出による体調の変化が激しかったり、遠方で電車やバスなどを利用しなければならなかったりすると、1人での外出が認められない場合があります。

特に認知症の症状がある場合は、家族やスタッフの付き添いが必要です。体調や病状などに問題がなければ1人でも外出は可能ですが、介護タクシーなどを利用すれば本人も周りもより安心です。

外泊は付き添いが必要

外泊する際は基本的に付き添いが必要です。特に一人で行動できない要介護の方や認知症の方は、付き添いなしでの外泊が認められていないケースもあります。

また、長期的な外泊の場合、利用料(家賃や管理費)が発生するのが一般的です。中には不在期間の利用料などを免除してくれる施設もあるので、長期入院などで施設を利用しない可能性がある場合は、確認しておくとよいでしょう。

外出・外泊ができないケース

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外出や外泊が認められている老人ホームでも、認められないケースがあります。一つは家族の付き添いがないケースです。付き添いのない外出や外泊は何かしらトラブルが生じた場合、対処できないことが考えられるからです。アクシデントなどを防ぐために、付き添いのない外出・外泊を禁止していることもあります。

また、日常的に医療処置が必要な場合や要介護度の高い方、認知症を患っている方などは、外出や外泊ができないこともあります。さらに、体調が悪い、外出によって心身に影響が出る可能性がある場合なども外出や外泊が認められないでしょう。外泊の日数に制限を設けているケースもあり、外泊が数週間に及ぶ場合は外泊が認められないこともあります。

外出・外泊する際の注意点4つ

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外出や外泊ができるとしても、外出・外泊先でトラブルが起こる可能性は否めません。安心して出かけるためにも、知っておきたい注意点について解説します。

食事が不要な場合は事前申請しておく

外食をする、自宅で食事をするなど、食事が必要ない場合は、事前に申請をしておきましょう。申請をしていないと、食費が発生してしまいます。施設によって、「〇日前までに申請をしてください」など、具体的な申請日が設定されていることもあるので注意しましょう。外出・外泊日が決まっているなら、早めに申請しておくことをおすすめします。

近くの医療機関や相談窓口を確認しておく

外出・外泊先に近い医療機関や相談窓口を確認しておくことも必要です。外出先で体調不良を起こしたり、トラブルがあったりして病院にかかることもあるかもしれません。近くの医療機関の診療時間やアクセス、緊急時の受け入れなどを確認しておきます。医療機関にかかった場合のことを想定し、服用中の薬の種類や既往歴などをスムーズに言えるようにしておくことも大切です。外出する際は、服用している薬やお薬手帳を忘れずに持参しましょう。

移動手段を決めておく

移動手段は公共交通機関を利用するより、家族や施設スタッフの送迎、または介護タクシーを利用するケースが多いです。介護タクシーの乗務員は介護の資格(介護職員初任者研修以上)を持っているため、安心して乗車することができます。

介護タクシーには介護保険が適用されるものと、適用されないものがありますので、施設スタッフに相談し介護保険適用の介護タクシーの手配を依頼しましょう。また、事前に予約をしないと外出時の時間に合わないこともあるので、早めに予約をしておくことをおすすめします。

心身に負担をかけない

外出や外泊が心身に負担をかけることもあるので注意しましょう。外出や外泊はストレス解消やリフレッシュなどメリットが多いものです。しかし高齢の場合、転倒して骨折するなど怪我をする危険性もあります。体が動くからと、家事を手伝ったり、歩きすぎたりしないようにしましょう。また、普段とは違った生活サイクルによって、体調を崩してしまうことも考えられます。特に排便や排尿のリズムが狂うことも少なくありません。外泊をした際には、起きる時間や食事の時間、食事メニューや量など、できるだけ施設にいる生活と同じようなリズムの生活を心がけましょう。

コロナ禍でも外出・外泊はできる?

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コロナ禍でも基本的な感染対策を行えば、外出や外泊は可能です。人が集まる場所は避ける、必要に応じてマスクをする、手洗いや手指の消毒をきちんとする、といった対策をきちんとしましょう。ただし、施設によっては医療機関への通院や生活必需品の買い出し、散歩など、限られた範囲で許可が下りるケースもあります。また、新型コロナウイルス感染症への対策は、施設ごとに異なります。体調や病状によっては外出や外泊が制限されたり、認められなかったりする場合もあるので、確認が必要です。

施設のルールを守ることで、外出や旅行を楽しめる

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老人ホームに入所しても、基本的に外出や外泊は可能です。家族が面会に来たときに食事に出かけたり、友人と旅行ができたりすれば、リフレッシュにもなり心身にもよい影響を与えるでしょう。しかし、外出や外泊が心身にデメリットとなることもあります。怪我をしたり体調を崩したりする可能性もあり、利用者の安全を守るため施設ではルールを定めています。

決められたルールを守り、安全で安心な外出・外泊をすることが大切です。長期に渡って不在にしても居室を確保しておける老人ホームもあります。利用料はかかりますが、気兼ねなく旅行などを楽しみましょう。外出・外泊できる老人ホームをお探しの方は静岡老人ホーム紹介タウンYAYAにご相談ください。

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