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老人ホームは何歳から入居するの?

2024年12月26日
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老人ホームの入居を検討する中で、老人ホームは何歳から入居するものなのか疑問に思われる方も少なくありません。ご家族様に老人ホーム入居の話をしたら、「まだ早い」と言われ、話を進められなかったというお話を聞きます。こちらの記事では、老人ホームは何歳から入居するのか知りたい方へ、入居可能な年齢、どのくらいの年齢の方が多いのか、入居のきっかけ、検討する時に話し合うことなどについてご説明します。

目次
  1. 基本的に60歳から65歳以上が入居可能
    1. 老人ホームに入居できる年齢は何歳から?
      1. 施設の種類と年齢基準
      2. 老人ホーム入居における年齢基準の例外
  2. 年齢ごとの老人ホームの選び方
    1. 60代の場合:予防的な老人ホーム入居のメリット
      1. 選び方のポイント
      2. おすすめの施設
    2. 70代の場合:健康状態に応じた老人ホームの選択
      1. 選び方のポイント
      2. おすすめの施設
    3. 80代以上の場合:介護が必要なケースへの対応
      1. 選び方のポイント
      2. おすすめの施設
  3. 老人ホームに早めに入居するメリット・デメリット
    1. 老人ホーム早期入居のメリット
      1. 1. 早めの環境適応が可能
      2. 2. 安全・安心な生活を確保できる
      3. 3. 新しいコミュニティ形成
      4. 4. 家族の負担軽減
    2. 老人ホーム早期入居のデメリット
      1. 1. 費用が長期間にわたる可能性
      2. 2. 自立した生活の制限
      3. 3. 家族との距離が心理的に離れることも
      4. 4. 必要な介護サービスの差
  4. 老人ホームへの入居を決めるタイミング
    1. 健康状態の変化がきっかけとなるケース
    2. 家族との相談で早めに決める場合
  5. 老人ホームに入居したきっかけ例
    1. きっかけ例1:脳梗塞退院後は在宅生活が厳しいため、老人ホームへ
    2. きっかけ例2:認知症の進行で1人暮らしが限界になったため、老人ホームへ
    3. きっかけ例3:安全な施設でセカンドライフを過ごしたいと、老人ホームへ
  6. よくある質問:老人ホームの入居年齢に関する疑問
    1. 自立している場合でも入居できるの?
    2. 介護が必要になる前に入居しておくメリットは?
    3. 年齢によって料金は変わるの?
  7. 老人ホーム入居の検討はお早めに
    1. どのような生活をしたいのか
    2. 入居するタイミング
    3. 老人ホーム費用を踏まえ計画的に
  8. 老人ホーム入居をお急ぎの方は
    1. 介護付き有料老人ホーム
    2. 住宅型有料老人ホーム
    3. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
    4. グループホーム

基本的に60歳から65歳以上が入居可能

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームは何歳から入居するの

老人ホームを検討する際、多くの方が「入居できる年齢は何歳からなのか?」という疑問を持ちます。施設によって基準が異なるため、正確な情報を把握しておくことが重要です。また、実際の入居者の平均年齢を知ることで、自分や家族にとって適切なタイミングを判断する参考になります。ここでは、老人ホームの入居年齢に関する基礎知識をわかりやすく解説します。

老人ホームに入居できる年齢は何歳から?

老人ホームの入居年齢は、施設の種類によって異なります。一般的には「60歳以上」または「65歳以上」を基準としている施設が多いですが、一部の施設では年齢制限が設けられていない場合もあります。

施設の種類と年齢基準

サービスごとに入居できる年齢は以下の通りです。

老人ホームの種類入居できる年齢
特別養護老人ホーム65歳以上
軽費老人ホーム60歳以上、
または夫婦どちらか一方が60歳以上
ケアハウス60歳以上または65歳以上
介護付き有料老人ホーム60歳以上または65歳以上
住宅型有料老人ホーム60歳以上または65歳以上
サービス付き高齢者向け住宅60歳以上
グループホーム65歳以上
老人ホームと入居できる年齢の一覧

ケアハウスには自立した生活に不安がある方向けの自立型、介護が必要な方向けの介護型があります。自立型は60歳以上、介護型は65歳以上で要介護1以上の方が入居できます。

介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームは、施設ごとに入居できる年齢が60歳以上か65歳以上か異なります。

老人ホーム入居における年齢基準の例外

特例として、介護が必要な状況や医師の診断がある場合には、規定の年齢に満たなくても入居が認められるケースがあります。老人ホームの入居基準は施設の種類によって異なりますが、多くの施設では60歳または65歳以上を基準としています。ただし、特定の疾病を抱えている場合には、60歳未満や65歳未満でも入居可能なことがあります。以下に対象となる特定疾病を挙げます。

  • 末期がん
  • 関節リウマチ
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 骨折を伴う骨粗鬆症
  • 初老期における認知症(65歳未満で認知症を発症)
  • パーキンソン病関連疾患
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症
  • 早老症
  • 多系統萎縮症
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病腎症、糖尿病性網膜症
  • 脳血管疾患
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

年齢ごとの老人ホームの選び方

老人ホームを選ぶ際には、入居する方の年齢や健康状態に応じた判断が必要です。それぞれの年代でニーズが異なるため、適切な施設を選ぶことが快適な生活を送るための鍵となります。以下では、60代、70代、80代以上のケースに分けて、選び方のポイントを解説します。

60代の場合:予防的な老人ホーム入居のメリット

60代で老人ホームを検討する方は、健康状態が良好で比較的自立した生活を送っていることが一般的です。この年代での入居は「予防的な入居」としての意味合いが強いため、以下のようなポイントに注意して選ぶと良いでしょう。

選び方のポイント

  1. 自立生活をサポートする施設
    まだ元気な段階では、自立を尊重しつつ適度なサポートが受けられる施設がおすすめです。
  2. 将来の介護対応力を確認
    特に体調の面で不安を抱えている方は、将来的に介護が必要になった場合に対応できる施設か確認しましょう。
  3. 生活の質を高める環境
    趣味活動や交流イベントが充実した施設を選ぶと、健康的で充実した生活を維持できます。周辺環境が快適で家族が訪れやすい立地も重要なポイントです。

おすすめの施設

70代の場合:健康状態に応じた老人ホームの選択

70代では、徐々に健康状態や体力の変化を感じる方が増えてきます。この年代では、現在の生活を維持しながら、将来に備えた選択が重要です。

選び方のポイント

  1. 健康状態を基に施設を選ぶ
    健康で自立している場合は自立型施設が適していますが、持病がある方や軽度の介護が必要な方には、介護付き施設が安心です。
  2. 家族との相談を重視
    家族の意見を取り入れ、将来の介護負担や費用について話し合っておくと良いでしょう。
  3. 医療体制を確認
    持病がある場合には、施設における医療サポートの有無を確認することがポイントです。

おすすめの施設

80代以上の場合:介護が必要なケースへの対応

80代以上になると、介護が必要になる方が多くなります。この年代では、身体的な状態や認知症の進行度を考慮した施設選びが重要です。

選び方のポイント

  1. 要介護度に応じた施設を選ぶ
    要介護度が高い場合には、介護付き施設や認知症対応型の施設が適しています。
  2. 施設の介護サービスを確認する
    食事、入浴、排せつなど、日常生活のサポートがどれほど手厚いかを事前に調べましょう。
  3. 家族の負担軽減を意識する
    家族が近くに住んでいる施設を選ぶことで、訪問や面会がしやすくなり、安心感を得られます。

おすすめの施設

  • グループホーム
    認知症の方が少人数で共同生活を送れる環境。家庭的な雰囲気が特徴です。
  • 特別養護老人ホーム(特養)
    高い介護度に対応し、費用面でも負担が少ない施設です(ただし入居待ちが多い場合もあります)。
  • 介護付き有料老人ホーム
    手厚い介護サービスが提供され、医療体制も整っています。

老人ホームに早めに入居するメリット・デメリット

メリットデメリット

老人ホームへの早期入居には、将来の不安を軽減する多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、早めに入居することの良い点と注意すべき点を整理し、それぞれの側面を詳しく解説します。

老人ホーム早期入居のメリット

1. 早めの環境適応が可能

老人ホームでは、自宅とは異なる生活環境で新たな暮らしを始めることになります。元気なうちに入居することで、生活リズムや施設の雰囲気にスムーズに馴染むことができ、将来的な心理的ストレスを軽減できます。

2. 安全・安心な生活を確保できる

高齢になると、転倒や体調不良などのリスクが高まります。早めに老人ホームに入居することで、24時間体制の見守りや緊急時の対応が整っており、安全で安心な暮らしを実現できます。

3. 新しいコミュニティ形成

老人ホームでは同世代の入居者との交流が活発で、趣味やレクリエーションを通じた新しい人間関係を築くことができます。これによって孤独感が軽減され、心身の健康維持につながります。

4. 家族の負担軽減

家族による介護が不要になるため、家族の心理的・身体的負担が軽減されます。また、家族との関係性が「介護者と被介護者」ではなく、「家族同士」としての自然な形を保ちやすくなります。

老人ホーム早期入居のデメリット

1. 費用が長期間にわたる可能性

早めに入居すると、その分施設利用期間が長くなり、トータルの費用が高額になる可能性があります。入居前に長期的な資金計画を立てることが必要です。

2. 自立した生活の制限

健康な状態で入居すると、これまでの自宅での自由な生活に比べ、施設のルールやスケジュールに従う必要が出てきます。これを窮屈に感じる方もいます。

3. 家族との距離が心理的に離れることも

老人ホームに入居すると、家族との物理的な距離が離れることがあります。特に頻繁に家族と過ごしていた方にとっては、心理的に孤立を感じる可能性があります。

4. 必要な介護サービスの差

元気なうちに入居すると、必要以上の介護サービスを受けることになる場合があります。このため、自立した生活を続けたい方には、老人ホーム以外の選択肢を検討する方が良い場合もあります。

早めに老人ホームに入居することには、メリットとデメリットの両面があります。自分や家族の状況、経済面、生活スタイルを考慮し、最適なタイミングを見極めることが大切です。まずは施設の見学や専門家の相談を通じて、現状を把握することをおすすめします。

老人ホームへの入居を決めるタイミング

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームは何歳から入居するの

老人ホーム入居者の平均年齢は80歳以上と言われています。介護付き有料老人ホームは87.1 歳、住宅型有料老人ホームは84.0 歳、サービス付き高齢者向け住宅は84.1 歳です。

参考:株式会社野村総合研究所 平成29年度老人保健事業推進費補助金 高齢者向け住まいにおける運営実態の多様化に関する実態調査研究

入居者の平均年齢は80代ですが、入居者全体では60代・70代・90代以上もおり、幅広い年齢の方が生活されています。老人ホームへの入居を検討するきっかけは、年齢だけではなく、ご本人の健康状態や生活状況の変化によることが多いです。また、明確な状態変化がない場合でも、ご本人やご家族の意向を重視して検討を始めるケースも少なくありません。

入居のタイミングは人それぞれですが、健康状態の変化や家族との相談が決断のきっかけとなることが一般的です。また、最適な行動を取るためには、相談や見学を始める時期をあらかじめ把握しておくことが重要です。以下では、具体的なケースについて詳しく解説します。

健康状態の変化がきっかけとなるケース

入居を考える大きなきっかけとして多いのが、健康状態の変化です。特に以下のような状況が生じた際には、早めの検討が必要です。

  • 介護が必要になった場合
    要支援や要介護の認定を受けることになった場合、日常生活においてサポートが必要になるため、老人ホームの選択が現実的となります。
  • 認知症の症状が進行した場合
    認知症の症状が悪化し、家族だけでは対応が難しくなった場合、グループホームなどの専門的なケアが受けられる施設が適しています。
  • 入退院を繰り返す場合
    体調が安定せず、自宅での生活に不安が生じた場合には、24時間の見守りや医療サポートが整った施設が安心です。

家族との相談で早めに決める場合

健康状態に大きな変化がない場合でも、家族との相談を通じて早めに入居を決める方も少なくありません。以下のような状況で、早期の判断が有効となる場合があります:

  • 家族の介護負担を軽減したい場合
    高齢者本人の生活支援だけでなく、家族の精神的・身体的負担を減らすために、計画的な入居が有効です。
  • 将来的な不安を解消したい場合
    将来的に介護が必要になることを見越し、早めに施設を選ぶことで、本人も家族も安心して生活を送ることができます。
  • 本人の希望を尊重したい場合
    老後の生活をより快適に過ごすため、本人の希望を中心に施設選びを進めるケースも増えています。

老人ホームに入居したきっかけ例

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームは何歳から入居するの

前章で老人ホームに入居したきっかけは状態変化や意向によることも多いと説明しました。こちらの章では、老人ホームに入居された方が入居を検討したきっかけ例をご紹介します。

きっかけ例1:脳梗塞退院後は在宅生活が厳しいため、老人ホームへ

夫婦で自宅に暮らすAさんの場合 80代 男性

自宅で自立した生活を送るAさんは、脳梗塞で倒れ入院し、左半身麻痺になりました。要介護3に認定され、高齢の奥様が介護することは大変です。娘様・息子様も仕事が忙しく在宅での生活は厳しいため、リハビリ病院に転院・退院後は介護付き有料老人ホームに入居されました。

24時間介護職員のケアを受けられる環境で安心して過ごされています。また、自由に面会もでき、ご家族様との時間も楽しまれています。

きっかけ例2:認知症の進行で1人暮らしが限界になったため、老人ホームへ

1人暮らしのBさんの場合 80代 女性

1人暮らしのBさんは認知症があり、小規模多機能型居宅介護に利用しています。はじめは訪問と通いサービスのみでしたが、徘徊により警察のお世話になることも何度かありました。1人暮らしは限界のため、遠方に暮らすご家族様がBさんを連れて同居しようとするも断念。

グループホームの空室が出るまで小規模多機能型居宅介護の泊まりサービスを活用しました。その後グループホームに入居し、ご家族様も安心しています。

きっかけ例3:安全な施設でセカンドライフを過ごしたいと、老人ホームへ

2人暮らしのC夫婦の場合 70代

会社を経営していたC夫婦は、ご主人が会長を退任されました。元気なうちに夫婦でセカンドライフを楽しみたいけど、何かあった時のために安全な暮らしがしたいと考えていました。老人ホームの紹介会社に紹介を受け、元気な方も入居されている住宅型有料老人ホームに入居されました。ご夫婦で趣味のゴルフやフラメンコを楽しみながら生活されています。

よくある質問:老人ホームの入居年齢に関する疑問

老人ホームの入居年齢に関する疑問を解決するため、よくある質問を簡潔にまとめました。

自立している場合でも入居できるの?

自立している場合でも、「自立型有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」など、介護が不要な方を対象とした施設に入居できます。これらの施設は健康な方でも利用できるのが特徴ですが、一部では要介護認定が条件の場合もあるため、事前確認が必要です。

介護が必要になる前に入居しておくメリットは?

早めに入居することで、新しい環境に慣れる時間が確保でき、将来の介護に備えられます。また、施設内で趣味や交流を楽しみながら、健康を維持できるメリットもあります。ただし、費用面での長期計画が必要です。

年齢によって料金は変わるの?

料金は年齢に直接影響されることはありません。ただし、要介護度や追加サービスの利用状況によって総額は変動します。見学時に費用の詳細を確認し、負担を把握することが重要です。

これらのポイントを理解することで、老人ホーム選びや入居準備をスムーズに進められるようになります。

老人ホーム入居の検討はお早めに

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームは何歳から入居するの

自宅での生活が限界になってから、老人ホーム探しするのは介護負担が大きいと言えます。「元気なうちに」あるいは「介護が必要になったら」「認知症になったら」といったことを考え、自宅で自立した生活ができるうちに老人ホームの入居を検討することが理想的です。こちらの章では、入居を検討する前にご本人様・ご家族様と話し合うと良いことについてご説明します。

どのような生活をしたいのか

ご本人様は老後、どこで、どのような生活をしたいのか考えていただくことが大切です。C夫婦のように心身共に元気でも、老人ホームで何かあった時も安心な環境で暮らしたいという方もいます。老人ホームといっても種類や施設のコンセプトにより、さまざまな施設があります。

元気な方向けで居室にキッチンや浴室完備の自由度の高い施設、元気な方から介護が必要な方向けの介護サービスとレクリエーションが充実している施設など特徴があります。どこで、日々どんなことをして暮らしたいのかを考えましょう。

入居するタイミング

入居するタイミングは、上記のどのような生活をしたいのかと通ずる部分があります。元気な方向けの施設に入居後、介護が必要になったら住み替えが必要になる場合もあります。

また、介護が必要になっても自宅で暮らしたい方が多いですが、介護保険サービスを利用しても、ご家族様の支援なしでの生活は難しいことも少なくありません。どのような状態になったら老人ホームに入居するのか、ご本人様とご家族様で話し合いましょう。高齢者は記憶力が低下することもあります。その時のために、決定事項を書面で残しておくことも有効です。

老人ホーム費用を踏まえ計画的に

老人ホーム入居の検討する中で費用は大きな項目です。老人ホームの種類や施設ごとに幅広い料金プランがありますが、大まかな費用は以下の通りです。

入居時費用0円~1000万円以上
月額費用10万円~30万円程度

上記の月額費用には家賃・食費・管理費等が含まれています。そのほかに介護保険料・医療費・おむつ等の日用品費・福祉用具にかかる費用等があります。

老人ホームの平均入居期間は、介護付き有料老人ホームの場合約3年と言われています。短い方は1年未満、長い方は10年以上入居されている方もいます。年齢や状態を考慮して何年入居するのかを考え、毎月の支払できる金額を考えましょう。

老人ホーム入居をお急ぎの方は

静岡老人ホーム紹介タウンYAYA_老人ホームは何歳から入居するの

静岡老人ホーム紹介タウンYAYAはお客様一人ひとりの状態に合った老人ホーム探しをお手伝いしています。施設選びや見学にも同行するので、より満足いただける施設選びが可能となります。当サイトでは、主に4種類の老人ホームをご案内しています。介護付き有料老人ホーム住宅型有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅グループホームです。ひとつずつご説明します。

老人ホームの種類入居可能な介護度
介護付き有料老人ホーム要支援~要介護
※施設による
住宅型有料老人ホーム自立~要介護
※施設による
サービス付き高齢者向け住宅自立~要介護
※施設による
グループホーム要支援2以上

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、介護保険の利用が前提となるため、要支援から要介護の方が入居可能ですが、要介護以上(※)という施設もあります。稀に自立の方の入居にも対応している施設もあります。特徴は24時間介護職員が常駐し、日常的な入浴・排泄等の身体介護、食事サービス、掃除・洗濯などのサービスを受けられることです。また、看護師から健康管理を受けられます。(※介護保険の指定が地域密着特定施設入居者生活介護の場合)

レクリエーション・イベントを充実させている施設も多く、機能訓練に取り組んでいる施設もあります。トレーニングルームやカラオケ機器などの設備を充実させている施設もあります。

終身利用可能なところも多く、状態が重度化しても他の施設への住み替えをせずに暮らせることも大きな特徴です。ただし、日常的な医療行為が必要な場合は、住み替えが必要になることもあります。

静岡県内の介護付き有料老人ホーム一覧

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームも自立から要介護の方が入居可能ですが、こちらも要支援以上・要介護の方のみの施設もあります。特徴は介護が必要になると、デイサービスや訪問介護等の他の介護サービスを併用して生活することです。

受けられるサービスは、洗濯掃除等の生活援助・安否確認・緊急時の対応・食事サービスです。日常的な身体介護をする施設もありますが、多くは他のサービスで補う形になります。デイサービスや訪問介護を併設している施設もあるので、移動せずに必要なサービスを受けられることもあります。元気な方向けの施設も多いため、状態が重度化すると住み替えが必要になることもあります。

元気な方が暮らしを楽しむためにレクリエーション・イベントを行う施設も多いです。こだわりの食事の提供、カラオケルームやシアタールームなど設備を充実させている施設もあります。居室内にキッチンや浴室が付いていたり、夫婦部屋があったりとアパートのような暮らしができる施設もあります。

また、訪問看護を利用して医療的対応に特化したタイプの住宅型有料老人ホームも近年は施設数を増やしています。

静岡県内の住宅型有料老人ホーム一覧

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者向け住宅も自立から要介護の方が入居可能ですが、こちらも要支援以上・要介護の方のみの施設もあります。有料老人ホームとの違いは、バリアフリーの賃貸住宅ということです。そのため、入居時費用に10万円~30万円ほどの敷金がかかります。

また、サ高住には一般向けと介護向けがあります。一般向けは、住宅型有料老人ホームと同様に介護が必要になると外部または併設介護サービスを利用して生活します。元気な方向けの施設のため、基本的なサービスは安否確認と生活相談サービスです。食事・買い物代行や通院の付き添い等の生活支援サービスを提供する施設もあります。

介護向けは、介護職員が24時間常駐し、食事・身体介護・生活支援・レクリエーション・機能訓練などのサービスを受けられます。看護師による健康管理を受け、介護付き有料老人ホームに近い生活ができます。中には併設デイサービスがあり、日中レクリエーション・機能訓練を行う施設もあります。また、終身利用可能な施設もあり、医療依存度が高くなければ重度化しても住み替えが不要です。

静岡県内のサービス付き高齢者向け住宅一覧

グループホーム

グループホームは、要支援2以上で認知症と診断されている方が入居可能です。民間施設の中では比較的安価の施設です。特徴は認知症の方が、他の入居者様や職員と協力して家事をする共同生活を送ることです。

また、24時間介護職員が常駐し、1フロア5人~9人の少人数で手厚い介護を提供します。受けられるサービスは身体介護・洗濯や掃除などの生活支援・食事・レクリエーションです。リハビリ専門職の配置している施設は少ないですが、機能訓練を実施している施設もあります。

グループホームも終身利用に対応している施設が多いです。ですが、看護師を配置している施設は多くないため、日常的な医療行為が必要になると住み替えが必要になることがあります。看護師がいなくても協力医療機関と連携している施設が多いので、急変時は医師の指示に従って対応しています。

静岡県内のグループホーム一覧

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