掛川市のサービス付き高齢者向け住宅の介護度・医療体制が要支援1の老人ホーム・介護施設一覧

掛川市は静岡県の西部に位置しています。静岡県の二大都市である静岡市と浜松市の中間に位置しており、アクセス良好な都市です。年間平均気温は17度、年間降水量の平年値は1898.3mm と比較的温暖で、冬にも晴れる日が多く生活しやすい気候に恵まれています。降雪もほとんどありません。市北部に標高832mの八高山をはじめとする山地、市中央部に小笠山丘陵、市南部に遠州灘に面した砂浜海岸が広がる、起伏に富んだ自然の豊かなまちです。

全国有数の茶産地で、深蒸し茶に代表される味わい深い緑茶が楽しめます。南部の平坦な砂地を活かして、メロン・イチゴ・トマトなどのフルーツ生産も盛んです。また工業では、自動車部品や食品加工などの製造業が中心です。市内には、大型商業施設や商店街が点在し活気に溢れています。歴史的にも、古くから東海道の宿場町として栄えた経緯があり、掛川城、高天神城跡など多くの歴史的建造物が残されています。

令和5年4月末時点での掛川市の65歳以上の高齢者人口は 32,804人、掛川市の人口全体に対して高齢者の割合が28.4%を占めています。 人口の将来推計をみると、2040年（令和22年）には概ね3人に1人が高齢者となる見込みです。また後期高齢者人口割合も 増加する一方で、生産年齢人口（15～64歳）は減少していく予測であり、将来の担い手不足が不安視されています。

それでは日本全体の高齢者人口は、どのような状況なのでしょうか。令和5年9月の時点で、総人口に占める高齢者の割合は、29.1％と過去最高となっています。また75歳以上の人口は、前年に比べて72万人増加し、初めて2000万人を超えました。80歳以上の人口についても、総人口に占める割合が初めて10％を超え、10人に1人が80歳以上という状況です。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、高齢者人口の割合は今後も上昇を続け、第２次ベビーブーム期（1971年～1974年）に生まれた世代が65歳以上となる2040年には34.8％、2045年には36.3％になると見込まれています。

掛川市の認定者数は、令和5年9月末の時点で5,004人 です。概ね高齢者6人に1人が認定を受けている計算になります。

令和5年、掛川市の給付額は約96億円 を見込んでいます。これは、平成17年度の52.3億円に比較して約2倍 となっています。※掛川市の介護保険 令和3年度版より引用

地域包括ケアシステムとは

地域包括ケアシステムとは、高齢者が要介護状態となっても、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい生活を人生の最期まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される体制のことです。
掛川市地域福祉計画について
掛川市では、「誰もがすこやかに、安心で幸せな暮らしをともにつくるまち」を基本目標として地域福祉を推進しています。計画の期間は、令和３年度から令和７年度までの5年間です。
計画の柱として、以下の4つを掲げています。

1. 誰もが安心して暮らせるまちづくり
2. ともに支え役立ち合うまちづくり
3. 人生100年時代のすこやかな暮らしづくり
4. ともにつくる持続可能なまちづくり

掛川市では、成長・発達していくこと、老いること、病めること、障がいのあること、貧しさや孤独・孤立をも包み込んで、多様な生き方・暮らし方を認め合い、ともに支えあう地域社会の実現を目指しています。