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介護お役立ち情報

サ高住と有料老人ホームの特徴と違い|あなたに最適な選択肢は?

2024年7月31日
笠井直歩(介護支援専門員、介護福祉士、介護予防運動指導員)
カテゴリー:
介護お役立ち情報

高齢になり、誰かの見守りや介護のサービスを利用しながら安心して暮らしたいと考えた時、どんなホームを探すのが最適か悩む方も多いでしょう。

介護が必要かそうじゃないか、どんなサービスを望むかにより選ぶホームの形態は変わってきます。

本記事では「サービス付き高齢者向け住宅」と「有料老人ホーム」の違いについて詳細に解説していきます。

費用面・サービス内容・入居条件などの基本情報にくわえ、入居のメリットとデメリットについてもお伝えしますので、より良いホーム選びの参考にしていただければ幸いです。

早わかり!表で分かるサ高住と有料老人ホームの違い

まず「サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)」と「有料老人ホーム」の主要な違いについて表でまとめ、そのあとにそれぞれの詳細な違いを説明します。

項目サ高住有料老人ホーム
(介護付き)
有料老人ホーム
(住宅型)
有料老人ホーム
(健康型)
入居条件60歳以上で、
自立した暮らしが
できる方
65歳以上の要介護1~5
または第2号被保険者
(*1)の方
60歳以上の
自立~軽度要介護者
60歳以上の
自立または要支援の方
設備個室25㎡以上
キッチン 浴室 トイレ
共用スペース など
個室13㎡以上
大浴場、個浴
ナースコール
機能訓練室 食堂 など
個室13㎡以上
キッチン
大浴場、個浴
食堂 共用スペース など  
個室13㎡以上
食堂 共用スペース
施設により、
ジム・温泉・
シアタールームなど
サービス内容安否確認
生活相談
生活支援
身体介護
生活支援
医療行為
リハビリ
レクリーション など
食事提供
生活支援
健康管理
運動
*介護サービスは
外部事業所と契約
食事提供
生活支援
見守り
緊急時の対応
費用敷金: 家賃2~5か月分
月額: 10~30万円
入居一時金: 0~数千万円
月額: 15~30万円
入居一時金: 0~数千万円
月額: 10~30万円
入居一時金: 0~数億円
月額: 10~40万円
おもな契約方式建物賃貸借方式利用権方式利用権方式利用権方式
暮らしの
スタイル
入浴や食事時間、
外出や外泊など
自由にできる
入浴などの時間が
自由にならないなど
制約はあるが、
介護・看護サービスを
常に受けられる
自立した暮らしの中で
生活支援などが受けられ、
サークル活動などが
充実している
レクリエーションや
健康増進の設備が
充実している
環境で暮らせる

表のサ高住は「一般型」とよばれる形態のものですが、施設によっては訪問介護などの介護サービスを併設していたり、「特定施設」とよばれる施設では介護付き有料老人ホームと同じレベルの介護を受けられるサ高住もあります。

(*1)第2号被保険者・・医療保険に加入している40歳から64歳までの方で、介護認定をうける条件は「要介護または要支援になる原因が特定疾病による場合」です。

サ高住とは

「サ高住」は、快適に暮らせるバリアフリー設計の賃貸住宅です。

安否確認、緊急対応、生活支援などのサービスが充実していて、健康に不安のある方も安心して生活をおくることができます。

運営主体は民間企業、医療法人、社会福祉法人、地方公共団体で、施設の設備やサービス内容は様々です。

入居されている方は基本的に自立した暮らしができる方ですが、軽度の要介護認定をうけている方が入居できる施設もあります。

サ高住の基本的な特徴

サ高住には「一般型」と「介護型」があります。

介護サービスが必要か、そうでないかでどちらに住むかが決まってきます。

一般型サ高住は、自立した暮らしを送ることができる方が対象で、介護度が重くなった場合は退去になる可能性があります。

日常的に介護が必要となった場合「介護型サ高住」を選ぶ方もいますが、こちらは「介護付き有料老人ホーム」のように、施設スタッフが身体介護などをおこないます。

「一般型サ高住」で義務付けられているサービスと、その他のサービス例は以下のとおりです。

〇義務づけられているサービス

  • 安否確認・・スタッフが居室をまわって安否確認や体調確認をして、トラブルがあった時などに対応します。
  • 生活相談・・日常生活の困りごとについての相談に対応します。

〇その他のサービス例

  • 家事サービス・・一般型サ高住では洗濯、掃除、買い物などは自分でおこないますが、これらを有料代行します。
  • 食事サービス・・栄養状態に配慮した食事が提供されます。施設によって、病食(糖尿病食、腎臓病食など)や介護食(刻み、ミキサーなど)に対応しているところもあります。・健康管理・・施設スタッフにより基本的な健康管理や緊急対応をおこないます。日常的に看護師などによる医療処置が必要である場合は介護型サ高住が適しています。
  • レクリエーション、イベント・・フィットネス、カラオケ、絵画や料理教室、クリスマスなど季節のイベントなど、楽しみや交流につながるようなプログラムがあります。

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サ高住の入居条件

一般型サ高住は(生活支援を受けながら)ほぼ自立した暮らしができる方が入居対象ですが、要支援や要介護1など軽度介護が必要な方も、施設によっては受け入れています。

その他、入居条件についてみていきます。

【 一般型サ高住 】

  • 60歳以上
  • 家賃や有料サービスなどの費用を遅滞なく支払える経済能力がある
  • 日常的に医療処置がない。周囲に影響がある感染症がない(入居前に健康診断書の提出、健康チェックあり)
  • 入居に際して契約書や重要事項説明書などに同意し、その他必要書類が提出できる
  • 入居者に代わって代理または諸責任を負える身元引受人がいる
  • 他入居者、スタッフとのトラブルが無いと予想される方(入居前面談あり)

【 介護型サ高住 】

  • 60歳以上だが、介護認定を受けている場合は状況により入居できる場合もあり
  • 要支援1~要介護5の認定を受けている
  • 日常的に介護(身体介護、生活援助)や看護サービスが必要

上記以外に、施設独自の入居条件を設定している場合もあります。

入居前の見学や面談時に確認しておきましょう。

静岡市のサ高住 / 浜松市のサ高住 / 沼津市のサ高住

有料老人ホームとは

有料老人ホームは「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類があり、入居される方にどのくらいの介護や生活支援が必要か、それ以外のサービス面でどこに魅力を求めるかなどによって、施設の選び方が変わってきます。

費用は高額傾向ではありますが、そのぶん充実したサービスが受けられるのが魅力です。

また、特別養護老人ホームに比べると入居待機者が少ない可能性が高いので、なるべく早めに入居したい方にとって有効な選択肢となります。

有料老人ホームの種類と特徴

3種類ある有料老人ホームについて、それぞれの違いを表にしました。

施設種別特徴
介護付き日常的に介護が必要な方に適している。
24時間の介護体制、往診医や看護師等による医療行為、
専門家によるリハビリ、レクリエーションやイベント、緊急時の対応などが受けられる。
住宅型比較的お元気な自立した方や軽度の要介護者で、
自分のペースも守りたいが何らかの生活支援を受けたい方に適している。
他入居者との交流や個人の楽しみにアプローチした多種多様なレクリエーション、サークル活動がある。
健康型介護が必要ない自立した方で、自宅での生活に不安を持っている方に適している。
生活のペースは自分で決められるので自由度が高い。

表のように「どのくらい介護や医療行為が必要か」「自由度が高いか低いか」など、入居される方の状態や希望によって、どの形態の施設を選ぶかが変わってきます。

次に、それぞれの施設について詳細を説明します。

健康型有料老人ホームについては全国でも数パーセントと少ないため、ここでは施設数の多い「介護付き」と「住宅型」について解説します。

介護付き有料老人ホームとは

常に介護が必要な方に対して、身体介護(食事、排泄、入浴、移動など)や生活支援(掃除、洗濯、買い物など)を24時間体制でサービスが受けられます。

看護師は日中だけ勤務し、夜はオンコール(緊急対応)で対応している施設もあれば、24時間常駐している施設もあります。

往診医や協力医療機関と連携しながら医療体制も整っており、介護度が重度になっても最期まで暮らせて、看取り対応をしている施設も多いです。

生活のペースは施設のタイムスケジュールがある場合が多く、基本的に入居者のみの外出・外泊が認められないため、自由度は低いといえるでしょう。

静岡市の介護付き有料老人ホーム / 浜松市の介護付き有料老人ホーム / 沼津市の介護付き有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームとは

基本的に自立しているが、安否確認や日常生活支援(掃除、洗濯など)が必要な方が入居する施設です。

訪問介護やデイサービスなどの介護サービスが必要となった場合、施設内ではなく外部の事業所と契約・利用します(多くの住宅型有料老人ホームでは、介護事業所が併設しています)。

介護付きよりは比較的自由度が高く、自分のペースで暮らしやすく、レクリエーションやイベント、サークル活動などが充実しているため楽しみは多いでしょう。

ただ、日常的に介護・看護サービスが必要な場合は、施設常駐スタッフの数と対応できるサービス内容に限界があります。

静岡市の住宅型有料老人ホーム / 浜松市の住宅型有料老人ホーム / 沼津市の住宅型有料老人ホーム

有料老人ホームの入居条件

有料老人ホームには入居条件があります。

これは、施設に入居したあと、入居者側と施設側のトラブルや行き違いを防ぐためです。

「介護付き」「住宅型」「健康型」と3種類あるホームの形態では、それぞれ入居条件に違いがあります。

どんな違いがあるのか見ていきましょう。

【 入居条件 】

項目介護付き住宅型健康型
年齢65歳以上または2号被保険者65歳以上または2号被保険者60歳以上
介護度要介護1以上自立~要介護1など軽度要介護自立
認知症への対応あり施設や認知症の症状によってはあり基本的になし
医療行為あり *施設によっては対応できない医療行為あり日々の健康管理、簡易の医療処置はありなし
その他入居一時金、月額利用料など支払い能力はあるか
施設で暮らせる健康状態であるか(感染症の内容によっては不可)
身元引受人がいるか(いない場合は施設に相談)
他入居者や施設スタッフとトラブルなく過ごせるか

表のように、介護が必要か自立しているか、認知症や医療行為があるかなどホームの形態によって違います。

これは一般的な条件で施設によっては許容範囲が変わってくるので、入居される方の事情などを相談し、交渉するのも良いでしょう。

サ高住と有料老人ホーム、7つの違い

サ高住と有料老人ホームでは特徴、費用面、メリットやデメリットなど違っている部分があります。

サ高住や住宅型・健康型有料老人ホームでは自立度の高い方が入居し、日常的に介護が必要な方は介護付き有料老人ホームを選ぶなど大まかな区分けはありますが、もう少し詳しくそれぞれの違いを解説します。

入居条件の違い

入居条件について、まず年齢でみると「サ高住と健康型有料老人ホームは60歳以上」、「住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームは65歳以上」です。

*第2号被保険者においては65歳以下も可です。

介護の必要性でいうと「サ高住と住宅型有料老人ホームは自立から軽度の要介護」であれば入居は可能、「介護付き有料老人ホームは日常的に介護が必要」、「健康型有料老人ホームは自立した方」となっています。

認知症への対応については「サ高住と住宅型有料老人ホームでは、認知症状が落ち着いていて、支援を受ければ生活できる」のであれば入居できる可能性はあります。

「健康型有料老人ホームではほぼ受け入れ不可」、「介護付き有料老人ホームは受け入れ可能」です。

医療的なケアについては「サ高住と住宅型有料老人ホームでは訪問看護など外部サービスを利用」、「健康型有料老人ホームは定期的な健康管理・相談は協力医療機関でできる」、「介護付き有料老人ホームでは施設内の看護師や往診医が日常的に対応」となります。

その他、支払い能力があるか、施設で暮らせる健康状態であるかなどは共通しています。

設備の違い

施設の設備は、暮らしの利便性・生活の質を決める大事なポイントです。

居室広さの基準、その他どんな設備があるかを見ていきます。

施設種別居室の広さ(基準)や設備
サ高住25㎡以上(条件付で18㎡以上も可)
キッチン、トイレ、収納、洗面台、浴室
*キッチン、浴室が共用の場合も
介護付き有料老人ホーム13㎡以上 トイレ、洗面台、収納 浴室、食堂は共用が多い
住宅型有料老人ホーム13㎡以上 トイレ、洗面台、収納 浴室、食堂は共用が多い
健康型有料老人ホーム13㎡以上 キッチン、トイレ、収納、洗面台、浴室

リビング、食堂、レクリエーションルームなどの共用スペース、バリアフリー設計については、基本的にどの施設も備えています。

また、カラオケ、シアタールーム、麻雀代、ゴルフ練習場、陶芸などの文化的活動をする部屋など、施設によって用意されている設備は様々です。

施設によって、夫婦など2人部屋が用意されている場合もあります。

介護付き有料老人ホームは介護や看護への対応が手厚いため、リハビリをする「機能訓練室」、看護師の事務所である「健康管理室」があり、車いすでも移動しやすいようにトイレや廊下が広くつくられています。

サービスの違い

サ高住のサービス内容はおもに「安否確認」「生活相談」です。

施設スタッフが居室の見回りをして健康・体調チェックをしたり、見守りや緊急対応などをおこない、入居者の不安や悩みなど、困りごとについてできる限り対応します。

体調不良があった時は、提携している医療機関への受診、救急対応のサポートをします。

夜間はスタッフがいないことが多いので、緊急通報システムにより安否確認などをおこないます。

また、有料オプションとして「掃除、買い物代行、外出サポート」などもあります。

サ高住と住宅型有料老人ホームについては健康管理はされますが、日常的に介護が必要となった場合は施設外部のサービス(訪問介護、デイサービスなど)と契約をしなければなりません。

健康型有料老人ホームではおもに「生活支援(食事、掃除、洗濯など)」がうけられます。

見守りや緊急対応もしているので、まったくの一人暮らしより安心です。

介護サービスが提供されないため、要介護状態となった時は退去の可能性があります。

介護付き有料老人ホームは施設常駐の介護スタッフがいるため24時間体制で介護が受けられます。

また、往診医や看護師(施設によっては24時間常駐)による医療行為も充実していて、がんや人工呼吸器など重度の病状でも看取り対応にて最期まで暮らし続けることも可能です。

理学療法士などリハビリの専門家もいるため、介護・看護・リハビリを施設内スタッフから受けたい方には向いています。

費用の違い

施設を選ぶ際、費用面が気になる方は多いのではないでしょうか?

「いつまで住むか期間が読みづらい」「ランニングコストがいくらか分からない」など、お金に関する悩みは尽きません。

サ高住と有料老人ホームの費用面についてまとめました。

施設種別入居時費用 (目安)月額利用料(目安)費用面での特徴や内訳
サ高住敷金 家賃2~5か月分10~30万円居住費、食費、医療費、薬代、その他実費など
介護・看護サービスは事業所と契約し、
利用した分だけ支払う
介護付き有料老人ホーム入居一時金 0~数千万円15~30万円居住費、介護サービス費、食費、
管理費、サービス加算、上乗せ介護費、
日常生活費、医療費、薬代、その他実費など
住宅型有料老人ホーム入居一時金 0~数千万円10~30万円  居住費、食費、管理費、水道光熱費、
医療費、薬代、その他実費など
介護・看護サービスは事業所と契約し、
利用した分だけ支払う
健康型有料老人ホーム入居一時金 0~数億円10~40万円居住費、食費、管理費、
日常生活費、その他実費など

サ高住では「家賃一部を前払いし月額をおさえるプラン」や「保証金を支払い、月額が支払えない時に充てるプラン」などがあります。

また、水道・光熱費が別途必要かは施設によります。

介護付き有料老人ホームでは入居一時金を「償却」していく方法が一般的です。

最初に支払ったお金から3~10年ほどかけて償却し、月額利用料をおさえていく方法です。

入居後90日以内に退去を希望した場合、一時金は返金されます。

住宅型有料老人ホームでは「入居一時金方式」にくわえ「月額払い方式」があります。

月額払いでは、入居時にたくさん支払わなくて良いかわりに月額が高くなります。

  • 介護サービス費・・24時間体制で介護を受けられる介護付き有料老人ホームでは、一定の月額介護サービス利用料を支払います(介護度によって金額は決められています)。
  • サービス加算・・夜間の看護師配置や特定のリハビリプログラムを提供した場合などに加算があります。
  • 上乗せ介護費・・介護保険の規定より多い人員による手厚いサービスを受けられるとして上乗せされる費用。

費用面については、次に解説する「契約方式」によっても変わってきます。

契約方式の違い

施設の契約方式には、おもに「建物賃貸借方式」と「利用権方式」があります。

  • 建物賃貸借方式・・毎月の家賃を支払うことで、その居室を利用する権利を得ること。

 介護など別にサービスを利用する場合は別途契約が必要。借家権が発生するため、契約者が亡くなっても家族などが継続して住める。

  • 利用権方式・・入居一時金を支払う事で、居住・介護・生活支援サービスを受ける権利を得ること。

 特に介護付きでは施設の中で一体的にサービス提供されるので、別途契約する必要はない(訪問マッサージなど外部のものは契約必要)。契約者が亡くなったときは家族などに相続できない。

 サ高住は「建物賃貸借方式」、多くの有料老人ホームは「利用権方式」で契約をおこないます。

その他、施設によっては以下の契約方式をとる場合があります。

  • 終身建物賃貸借方式・・都道府県知事の認可を受けた施設がおこなえる契約。契約者が亡くなるまで住み続けることができる。
  • 所有権分譲方式・・一般のマンションと同じように、居室部分の所有権を購入すること。

 月額を家賃として、必要な時に別途サービス利用料を支払うか、最初に一時金を支払って月額利用料を下げて施設内の介護などサービスを利用するか、資産状況を見ながら検討しましょう。

メリット・デメリットの違い

サ高住、有料老人ホームそれぞれにメリット・デメリットがあります。

たくさんの施設の中からどこを選ぶかはその施設の特色を見て決めることがポイントです。

施設種別メリットデメリット
サ高住・暮らしの自由度が高い
・見守りや生活支援を受けて、
安心して暮らせる
・高齢者でも借りやすい
・一般の賃貸よりは高額
・介護、看護が必要になったら
外部事業者と契約しなければならない
介護付き有料老人ホーム・介護、看護、リハビリサービスが
一体的に受けられる
・重度の介護状態でも入居できる
・施設によっては看取りも可能
・暮らしの自由度は低い
・費用が高額  
住宅型有料老人ホーム・見守りや生活支援を受けて、
安心して暮らせる
・レクリエーションや
サークル活動などが充実している
・介護、看護が必要になったら
外部事業者と契約しなければならない
・介護度が重くなると対応できない
健康型有料老人ホーム・娯楽施設が充実している
・孤独感を軽減できる
・介護が必要になったら退去しなければならない
・有料老人ホームの中でも高額傾向
・施設数が少ない

ほぼすべての施設に共通するのは「バリアフリー設計である」「まったくの1人暮らしでないため、安心感が得られる」ということです。

入居してから「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないために、それぞれの施設のメリットやデメリットもあわせて検討しましょう。

まとめ

サ高住と有料老人ホームは似ている部分・違っている部分があります。

有料老人ホームは「介護付き」「住宅型」「健康型」と3種類あり、それぞれサービス内容やメリット・デメリットが異なります。

  • 介護や医療的ケアがどのくらい必要か
  • 認知症状はあるか
  • 金銭的な折り合いがつくか
  • 施設で暮らす中での自由度はどうか
  • 施設で提供されるサービスやプログラムの充実度はどうか

などを検討しながら、適切な施設選びをしていきたいですね。

たくさんある施設の中で「自分にはどんなところが合っているんだろう?金額面など比べてみたい」などのお悩みがある方は、プロに相談してみましょう。

「静岡老人ホーム紹介タウン YAYA」では、静岡県内の施設選びについて、相談・紹介・見学同行まで無料サポートをおこなっています。専門家に相談しながら、ニーズに合った施設を選んでみてはいかがでしょうか。

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著者プロフィール

笠井直歩(介護支援専門員、介護福祉士、介護予防運動指導員)
笠井直歩(介護支援専門員、介護福祉士、介護予防運動指導員)
2000年から介護の仕事を始め、訪問介護、デイサービス、有料老人ホーム、小規模多機能を経て現在は居宅介護支援事業所でケアマネジャー。 祖父母の在宅介護、海外の老人ホームボランティア、福祉系のNPO法人立ち上げ(今は代表を譲渡)を経験。

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